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なぜ人は祭りで本気で戦うのか? 白根大凧合戦と夜高まつりに息づく「地域の誇り」

なぜ人は祭りで本気で戦うのか? 白根大凧合戦と夜高まつりに息づく「地域の誇り」

LIFE STYLE

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なぜ祭りでは、人はここまで本気になれるのか。新潟・白根大凧合戦では、24畳の大凧が空で絡み合い、綱が切れるまで引き合う激戦が繰り広げられる。富山・砺波の夜高まつりでは、巨大行燈がぶつかり合い町の誇りをかけた熱戦が続く。300年続く伝統の裏側にあるのは、勝敗を超えて地域をつなぐ絆。譲れない戦いが、人と町をひとつにしてきた。

地域密着ANAあきんどプレゼンツ今月のニッポン推し。第7回は【ゆずれない戦いがある祭り】をご紹介します。
*ANAあきんどは、全国33支店を拠点に地域創生に取り組んでいます。

【新潟県新潟市】白根大凧合戦の綱切り

大凧の大きさは縦約7メートル、横約5メートル。風向きに合わせて勢いよく引っ張る。

300年の伝統を繋ぐ凧綱と地域の絆毎年6月、新潟市南区の空には300枚もの大凧が舞う壮観な光景が見られます。白根大凧(しろねおおたこ)合戦は、中ノ口川を挟んで対岸にある白根地区(東軍)と味方(あじかた)地区(西軍)の間で行われ、東軍6組、西軍7組に分かれて戦うお祭りです。

【上】交差する凧綱。綱が絡み両方の凧が川に落ちたら、さぁ引き合いの始まり!

見どころは、24畳分の大凧を揚げる地域の若者たちの勇壮な姿や、空中で絡ませた凧を川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う戦い、そして闘争心あふれる掛け声!子どもからお年寄り、観光客までもが入り交じって凧綱を引き合います。

4月頃の天気のいい日に一斉に色塗りをするのが、地域の恒例行事。
大凧を空へと舞い上げるため、土手を一気に駆け抜ける!

綱が切れた瞬間は勝利の栄光よりも、思いを一つに力を合わせた喜びで満たされます。江戸時代から続く伝統的合戦。そこには先人の思いを受け継ぎ、後世に伝えていくエネルギーが込められています。白熱の戦いを体感しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

<新潟への翼>
大阪(伊丹)から新潟空港まで約60分。空港から会場まで車で約40分。

新潟支店 池上 静夏 | いけがみ しずか

2025年4月に新潟へ赴任。豊かな食と温かい人々に魅了される毎日。土地の深い歴史と活気ある文化を学び、地域の一員として多くの出会いと経験を大切にしたいです!

新潟支店 池上 静夏 写真

【富山県砺波市】夜高まつりの行燈コンクールと喧嘩祭り

【上】行燈コンクールでは、造形美、絵や色の繊細さ、町内の一体感が競われる。

時代を超えて息づく祈りの精神富山県西部、砺波(となみ)平野の初夏を彩る風物詩「夜高(よたか)まつり」。砺波市では「庄川(しょうがわ)観光祭」と「となみ夜高まつり」の2つが開催されています。

赤々と輝く巨大な行燈がぶつかり合う喧嘩祭り。その瞬間は観客の熱気も最高潮に。

起源は江戸時代に遡(さかのぼ)り、五穀豊穣・豊年満作を祈る田祭り行事として定着した、米どころならではのお祭りです。最大の特徴は、地元住民の手作りによる「夜高行燈(よたかあんどん)」!大小合わせて約20基の行燈それぞれに、個性的なデザインや細やかな模様が施されており、町内の誇りと絆が込められています。

「シャンシャンの儀」と呼ばれる手打ち式。祭りを無事に終えたことの確認と報告を行い、夜高まつりの幕締めとなる。

どちらのお祭りも、行燈の美しさを競うコンクール、そして喧嘩(突き合わせ)が行われ、「庄川観光祭」では花火大会も開催されます。打ち鳴らされる太鼓の音、地を揺らすような行燈の衝突音、そして「よいやさ」と響き渡る掛け声。熱気と感動を全身で感じてみませんか。

【上】地域の住民たちが手間ひまかけて制作した細やかな模様や色彩のバランスはお見事!

<富山への翼>
東京(羽田)から富山空港まで約60分。空港から会場まで車で約30分。

ANAふるさと納税部 早苗 千鶴 | さなえ ちづる

富山出身の生粋の富山人です。美しい立山連峰と日本海のある暮らしの中で育ち、今も富山の食と景色が大好きです。

ANAふるさと納税部 早苗 千鶴 写真

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