クリエイターが生んだ食堂と「沖縄No.1そば」~A N A社員発「冬の沖縄旅」vol.2
沖縄イチと呼び声高いそばを、波の音を聴きながら味わう
樹齢300年を超えるといわれる備瀬地区のフクギ並木。この人気のパワースポットに潜む、沖縄そば専門店が「琉球麺 茉家」です。
熱狂的ファンを生み出してきた、こだわりの味の決め手はスープ。豚、鶏、昆布、鰹節、野菜、泡盛などをコトコトと一晩かけて煮出したスープは、どっしりと深い旨味ながら、後味はすっきり。ぬちまーすのまろやかな塩味と相まって、飲み干さずにはいられない一杯に。丸麺と手揉み中太麺のオリジナル麺は歯応えも喉越しも絶妙。年末は年越しそばとして、麺とスープのセットを取り寄せるのもおすすめです。
ぷるぷると柔らかな食感が堪らない「炙りナンコツソーキ」1,200 円と「ジューシー」200 円が人気。
「同じ部署の渡名喜マネージャーも激推しの店です。麺と具を別々で味わってから、ピパーツをかけたり、シークヮーサーを絞ったりして、味変を楽しんでくださいね」(佐久川)
琉球麺 茉家
地域の公民館が生まれ変わり、食を介して新たな交流を生む場に
「玉城食堂」は、地元のクリエイターなど9名の仲間が、玉城地区の公民館だった建物をリノベートして立ち上げた店。画家でもある梅原龍さんが絵画のように美しい洋食を、亀谷修身さんが台湾の味をアレンジしたエスニック料理を担当し、メニューもそれぞれ用意されています。
「フラッと立ち寄ったら、おいしいものが食べられて、楽しいことをやっている。そんな、旅先にあると重宝する店」と亀谷さんが語るコンセプトどおり、訪れるたびにメニューが変わり、演奏会や作品展などイベントも多彩。曜日限定で朝食営業も始めるとのことです。
人気のレモンバターチキンカレーとキーマカレーの2 種盛り「黄色きカレーは月光と共に旅をする」は1,900円。メニューは時季により変わります。
「食事がおいしくて、空間がオシャレなだけでなく、会話も楽しい店。話すうちにシェフたちを好きになって通うようになる人も多いのでは。龍さんの料理名も刺激的!」(加藤)
玉城食堂
ナビゲーター
左. 加藤美津紀/かとう みづき 沖縄県北中城村出身。ANA沖縄空港・旅客サービス部で教育訓練や生産関連業務を担当。休日は究極の沖縄そばを求めて「そば活」に励んでいます。
右. 佐久川うらん/さくがわ うらん 沖縄県浦添市出身。ANA沖縄空港・旅客サービス部でラウンジ関連業務を担当。うつわの魅力にハマり、旅先などで出会ったお気に入りを集めています。