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MAUNALUA BAY 住宅地の先の「秘密の砂州」| 山下マヌーの低速ハワイ#01

MAUNALUA BAY 住宅地の先の「秘密の砂州」| 山下マヌーの低速ハワイ#01

LIFE STYLE ハワイ連載-山下マヌー

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ハワイへ来ると、つい予定を詰め込みたくなる。ワイキキで買い物して、ノースへ行って、カイルアにも行って…。だけど、そんなハワイ旅に慣れてくると、楽しみは目的地よりも“寄り道“へ変わっていきます。

低速ハワイとは、ただゆっくり走ることではありません。寄り道すること、です。気になった場所で止まり、脇道を曲がってみる。すると、それまで感じていたハワイが、少しずつ表情を変えていくのがわかります。お約束の場所を効率よく巡る旅もありですが、たまにはあてもなく漂ってみる…。「低速ハワイ」は、そんな旅の提案です。

ということで、ワイキキから東廻りで行く低速ハワイ。最初に紹介するのはMAUNALUA BAY。

観光客認知度  ★☆☆☆☆
低速おすすめ度 ★★★★★

住宅街の先に、突然ひらけるビーチ

整然とした街並み、運河沿いに並ぶボート、海へ直接出られる家。観光客が見るハワイとは違う、ローカルの生活が満載のエリア、ハワイカイ。

その少し手前、右側の住宅街を抜けた突き当りに現れるのがここ、潮の満干時間によってはサンドバー(砂州)が現れるという、オアフの中でも珍しいビーチでもあります。

※撮影当日は曇天のため、砂州の姿をお見せすることが出来ないのが残念。

なぜ観光客が来ないのか

理由は明快。

1観光地らしいものが、ない。
2大きな駐車場が、ない
3売店が、ない
4インスタ映えするものが、ない

…だからガイドブックに載ることはほとんどなく、観光客はその存在に気づかない。もし、雑誌などでよく見かける「暮らすように過ごすハワイ」をホントに体験したいのなら、こういう場所を選んでこそ、それが叶うのだと思います。

ローカルの日常に混ざる

ビーチの手前には、芝生の公園があり、そこは近隣住民の和みの場。

ここへ来ると、近所の住民たちがビーチでの日常をどのように過ごしているのかが見えてきます。BBQをする家族や木陰で読書する人、カヌーの練習をするグループ…。潮の満ち引きがゆっくりと景色を変えていくそのリズムは、生活のリズムのようにも感じて。

そんな、観光地では味わえない、“島時間”の中に身を置いている…。そんなときこそ、“他人とは違う旅感”を感じたりするものです。

“観光地”ではなく“生活の海”

ローカルエリアの魅力とは、景色そのものよりも“空気”にあるような気がします。犬と散歩する人、裸足で走り回る子供たち。そんな何気ない光景を眺めていると、時間の流れ方まで違って感じられるのと同時に、観光地ではないからこそ見える景色があることを実感。

ローカルの生活に少しだけお邪魔する。そんな時間を過ごしたあとにワイキキへ戻ると、同じハワイが少し違って見えてきます。

低速で走る旅は、見落としていたものを見つけるための旅でもあるのです。

あ、そうそう。ハワイの公園駐車場は夕方になると閉鎖される場所が少なくありません。閉鎖時間を過ぎるとクルマを出せなくなくなるのでご注意を。

Manoue’s Slow Tips
ローカルの日常は、一歩道を外れたところにある。

山下マヌー(Mane Yamashita)

編集者を経て旅行文筆家、コラムニストに。これまでに出版した旅に関する著作は60冊超。中でもハワイに関する著作は累計100万部を超え、日本一の数を誇る。
渡航回数400回超の経験に裏打ちされた“ならでは”の視点は、圧倒的な情報量と独自の切り口で高い支持を得ている。
世界のビーチリゾートからスノーリゾート、欧米の都市部に至るまで幅広く、自由で洗練された旅のスタイルを提案し続けている。

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