“おいしい”だけでは終わらない。フィリピンの街角で出会う、食の記憶と物語
“おいしい”の先に何があるのか。その問いに応えるように、フィリピンの街には背景を持つ店が点在する。フェアトレードに向き合うコーヒー、時代を越えて蘇る郷土料理、そして親しみある家庭の味を磨いた一皿。3つの店を巡ることで、この国の食の奥行きが自然と見えてくる。
美食の精神を街へ伝える注目スポット
コーヒーやカカオの取り引きで課題となっているフェアトレード。フィリピンでは生産者と協力し、自国産のコーヒーを製品化する活動が進んでいる。


ここではローカルなコーヒー豆を使い、フィリピン伝統の料理やデザートに着想を得たドリンクを提供している。


Papakape Fort Santiag
Fort Santiago, Intramuros, Metro Manila


著名なフードジャーナリスト兼シェフのアンジェロ・コムスティとヤング賞のドン・バルドサノが手がけるビストロ。70〜80年代のアメリカの影響が色濃かった時代からある郷土料理を現代的に復活させ、当時を知らない若い世代にレトロブームを起こしている。


Offbeat
2nd Floor, Ayala Triangle Gardens, Makati Ave, Makati City, Metro Manila
Instagram @offbeatbistroph


コンフォートフードと呼ばれる家庭料理の延長のようなメニューを、洗練されたかたちで提供する名店。フィリピン人に人気で行列が絶えないが、フィリピン版味噌汁の「シニガン」や肉じゃが「アドボ」などがひと通り揃っているので、旅行者が最初に訪れるのにも最適。
Manam At The Triangle
Restaurant Arcade, Ayala Triangle Walkways, Makati City, Metro Manila
Instagram @manam.triangle
写真 松園多聞
文 江藤詩文(Shifumy)
編集協力 フィリピン観光省
編集 山下美咲
<フィリピンへの翼>
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