西川貴教が語る滋賀・琵琶湖の魅力 故郷と水を未来へつなぐ思い
祖父との釣り、湖の恵みを味わう食卓、自然とともに遊んだ子ども時代。滋賀県で育った西川貴教さんにとって、琵琶湖は暮らしの一部だった。世界を巡るなかで、その豊かさは決して当たり前ではないと気づく。だからこそ今、音楽を通じて環境保全に取り組み、故郷の風景と水の恵みを次の世代へつないでいく。その思いを胸に、近江の地を巡った。
琵琶湖を見て育った

「母方の祖父が釣り好きで、よく琵琶湖へ連れていってくれたんです」
滋賀県出身の西川貴教(たかのり)さんにとって、琵琶湖は子どもの頃から身近な存在だった。釣った鮒は家でさばいて鮒鮓に。湖の恵みを食べ、湖のそばで遊ぶ。そんな暮らしが日常の中にあった。
「小学校の近くには近江富士と呼ばれる三上山(みかみやま)があって、山の裾野が目の前に見えるんです。イノシシやサルが現れたり。部活帰りに川や池で泳ぐなんて当たり前でしたし、自然との距離が本当に近かったですね」
当時は、それが特別な環境だとは思わなかった。しかし、大人になり日本各地や海外を訪れるようになって、その豊かさに気づかされたという。
「蛇口をひねれば安心して飲める水が出てくる。そんな環境は世界では決して当たり前じゃないんです」
滋賀県では、学校教育の中で琵琶湖の環境や生態系を学ぶ機会があり、その経験は現在の活動にもつながっている。自身が主催する『イナズマロックフェス』(現『FEST. INAZUMA』)では、長年琵琶湖の環境保全に取り組んできた。チャリティー収益を活用した鮒の稚魚放流や外来魚回収ボックスのための車両寄贈もその一環だ。
「今あることが当たり前じゃないんだっていうことを、僕ら自身がちゃんと考えていくことが大事だと思います。どうやって次の世代に引き渡していくのか。それを考えることも僕らの役目なのではないでしょうか」
近江を巡る旅の中で出会った風景や人々の営み。その多くは水によって結ばれていた。水とともに生きる暮らしを、未来へ受け継いでいくために──。
西川貴教
<滋賀への翼>
ANAおすすめの「関西ツアー」を探す
滋賀のアクティビティ一覧を確認する
早めの予約がおトク!マイルが貯まる・使える「ANAトラベラーズホテル」を確認する
マイルが貯まる「ANAトラベラーズレンタカー」を確認する
翼の王国のアンケートにぜひご協力ください。
抽選で当選した方にプレゼントを差し上げます。