メインコンテンツにスキップ
コナリミサトさんが選ぶ「関のうに」下関から届く一瓶の幸せ

コナリミサトさんが選ぶ「関のうに」下関から届く一瓶の幸せ

LIFE STYLE 旅するお取り寄せ

share

本当に心に残るお取り寄せは、その土地や出会った人の記憶まで運んできてくれます。漫画『凪のお暇』の作者・コナリミサトさんが教えてくれたのは、山口県下関市でつくられる「関のうに」。友人から贈られた一瓶との出合いをきっかけに、その芳醇な香りと奥深い味わいの虜になったといいます。少しずつ味わう贅沢が、下関の食文化へと思いを巡らせ、いつかこの土地を訪ねてみたくなる――そんな一瓶の幸せです。

食いしん坊の方々が出合った、とっておきのお取り寄せを教えてもらう連載。
暮らしを幸せにしてくれるあの味を求めに、旅をしたくなることでしょう。

芳醇な香りに誘われ、ついもうひと口
少しずつ食べ進めるのが楽しいご褒美。

作中に登場する節約レシピのアイデアがたびたび話題になった人気漫画『凪(なぎ)のお暇(いとま)』の作者、コナリミサトさん。料理好きでもあるコナリさんが「ぜひ味わってほしい」と教えてくれたのは、『うに甚本舗』の『関のうに』だ。

「この『関のうに』と出合ったのは、山口県下関市に住む古くからの友人が我が家を訪ねてくれたときのこと。下関は、粒うに発祥の地といわれているそうで、何種類もの粒うにを手土産に持ってきてくれたんです。『こんなチャンスはない!』と、贅沢な食べ比べをしてみたんですが、その中でもひときわ印象に残ったのがこの『関のうに』。口に入れた瞬間の豊かな風味が忘れられなくて、それ以来、自分でもお取り寄せするようになりました」

『関のうに』は、新潟・越後高田産の『大吟醸』を加えて仕上げ、生うにの芳醇(ほうじゅん)な香りと日本酒の華やかでフルーティーな味わいがうまくマッチしている逸品。大量生産はせず、丁寧に手作業で製造している。

「蓋を開けた瞬間にふわっと立ち上る香りが格段に素晴らしく、幸せな気持ちになります。うに本来の濃厚な旨みの中に、お酒の香りがやさしく重なっていて、少し個性的な大人の味わいなのも気に入っています。そのまま少しずつつまみながらお酒と合わせるのも好きですし、炊き立てのごはんにのせて海苔と一緒に味わうのも最高です。

仕事が一段落した日は、家族に『今日、うに食べちゃう?』と声をかけて、一緒に味わうこともあります。特別なおいしさが家にあるだけで、自然と会話が生まれて、食卓が少し華やぐ気がするんですよね。 

おいしいものとの出合いは、人から人へ受け継がれていくものだと思っています。連鎖していくのが嬉しいので、私が友人から教えてもらったように、今度は別の友人が遊びに来てくれたときに『これ、おいしいんだよ』とすすめることもあります。

そんなふうに、記憶や嬉しい驚きを誰かと分かち合えるのも、『関のうに』の魅力のひとつだと思います」

『うに甚本舗』の『関のうに』

明治20年頃に生まれた粒うにのレシピを今に受け継ぐ。質の良いうにを『大吟醸』に約1ヶ月漬け込んで熟成させる。日本酒の香りがうにの旨みを引き立てる。
50g 3,780円
https://unijin.com
こちらからお取り寄せ可能。

コナリミサト

漫画家。ドラマ化され話題になった『凪のお暇』は、2025年に完結。第65回小学館漫画賞など受賞多数。他の著書に『珈琲いかがでしょう』『ひとりで飲めるもん!』などがある。「文學界」にて『酩酊クラフト』を連載中。

撮影 江原隆司 
取材・文 高田真莉絵

翼の王国のアンケートにぜひご協力ください。
抽選で当選した方にプレゼントを差し上げます。