山崎怜奈さんおすすめ　「正嗣の冷凍餃子」は一度食べたら忘れられない

食いしん坊の方々が出合った、とっておきのお取り寄せを教えてもらう連載。暮らしを幸せにしてくれるあの味を求めに、旅をしたくなることでしょう。

TOKYO FM『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』などでパーソナリティを務めるほか、乃木坂46卒業後は教育番組のMCや文筆活動など、幅広い分野で活躍を続ける山崎怜奈さん。雑誌『Hanako Web』での人気連載『言葉のおすそわけ』をまとめた書籍『まっすぐ生きてきましたが』を刊行し、日々の思いや気づきを真摯な言葉で綴った一冊として注目を集めている。

そんな山崎さんに、お気に入りのお取り寄せについて伺った。

「パーソナリティを務めているラジオ番組で、『ニッポン全国おとりよせファイル！』というコーナーがあるんです。リスナーさんやゲストの方から全国のおいしいもの情報を教えてもらうのですが、『餃子専門店 正嗣（まさし）』を知ったのもそれがきっかけでした。もともと餃子が大好きなので取り寄せてみたら、皮がほどよく薄くて、しょうがの爽やかな辛みがきいていて。すごく好みの味で、いくつでも食べられそうなサイズ感も気に入っています」

栃木県・宇都宮に本店を構える『餃子専門店 正嗣』は、行列が絶えない人気店。国産野菜をたっぷり使い、シャキシャキとした食感が魅力だ。

「餃子は毎日でも食べたいと思う一方、一から作るのはちょっと大変。だから私は冷凍餃子派なんです。冷凍庫には常にお取り寄せしたものを3種類くらいストックしてあって、翌日朝から人と会う日はにんにく控えめのものにしたり、さっぱり食べたい日はエビ餃子を選んだり、その日の気分で決めています。ごはんにもお酒にも合うし、本当に万能ですよね。仕事帰りにスーパーで食材を買い、自炊をするのも好きなんですが、仕事が不規則なぶん、疲れている日に料理をするのはなかなか難しくて。そんなときでも、冷凍餃子ならとりあえずフライパンに並べて蓋をするだけでおいしく仕上がるのが魅力です。失敗知らずですし、『もう無理かも……』という日でも、お店のような味を楽しめる。私にとってお取り寄せ餃子は、救世主のような存在です」

撮影　江原隆司
取材・文　高田真莉絵

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