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そうめん好きマキタスポーツが惚れ込んだお取り寄せ 島原手延べそうめん

そうめん好きマキタスポーツが惚れ込んだお取り寄せ 島原手延べそうめん

LIFE STYLE 旅するお取り寄せ

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食いしん坊の方々が出合った、とっておきのお取り寄せを教えてもらう連載。暮らしを幸せにしてくれるあの味を求めに、旅をしたくなることでしょう。

間違いないと確信した、島原の味。そうめんは心に潤いを与えてくれる。

流行や他人の評価から背を向けて、自らが信じたおいしいものを追求した記録を綴(つづ)った、グルメ論『グルメ外道』を上梓(じょうし)した、お笑い芸人のマキタスポーツさん。「どん兵衛は湯を入れ、10分以上待って食べるとよりウマい」など、多くのこだわりを持つマキタスポーツさんがおすすめするのは、長崎の島原手延べそうめん。

元々そうめん好きであったマキタさんが、コシが強くぷつぷつとした歯ごたえが小気味よいこちらの味に惚れ込み、市場で小売されていないものを特別に販売するようになった経緯を持つ。

「そうめんの名産地は日本各地にありますし、同じく『手延べ』と書いてある商品も多いですが、長崎の島原そうめんは格別。はじめて口にしたときのインパクトは、それはもうすごかったですもん。『あ、これは間違いない』ってすぐに思いました。塩みのバランスと、のどごしがまた素晴らしいんですよ。僕は事前に必ず薬味セットを用意しておくんです。事前に薬味があることで、そうめんを食べる際に心にゆとりができる。薬味はねぎや青唐辛子を細かく刻んだもの、そして三つ葉やパクチーなんかも入れます。気分がのっているときは、ねぎは普通のながねぎと細ねぎの2種類用意しますよ。季節を感じさせてくれる、みょうがや大葉など旬の食材もいいですね。つゆにもこだわります。めんつゆにトマトジュースを加えたり、韓国料理でよく使われる『ダシダ』というスープをベースにしてレモン汁を搾ったり。アレンジは無限に広がります。

家族もみんな好きなので、うちでは一年中食べています。息子なんて朝食に食べることも。そうめんって、タンパク質もあまり含まれていないし、栄養補給の面でいえば心もとないかもしれないけれど、エンタメ寄りの食だと思っていて。心に潤いと、日常に彩りを与えてくれると思うんです。だからこそ、自分が本当においしいと思う島原のものを取り寄せていただくようにしています。それに、すぐ食べ終わってしまう幻感もいいじゃないですか」

『許可局そうめん』

コシの強さが光る、長崎県島原の高級手延べそうめん。小売りされていない特別な商品を、特別にラジオ番組『東京ポッド許可局』オリジナルパッケージにて発売。(50g×20束入り・1kg)3,000円。2kgの販売もあり。

https://herikutsu.co.jp

マキタスポーツ

お笑い芸人、ミュージシャン、俳優、文筆家。映画『苦役列車』で第55回ブルーリボン新人賞を受賞。新刊は『グルメ外道』(新潮社)。プチ鹿島、サンキュータツオと語り合うTBSラジオ『東京ポッド許可局』が人気。

撮影 江原隆司
取材・文 高田真莉絵

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