釧路空港で買える衝撃土産をご紹介 好評だった「ヒグマの肉の缶詰め」

美味しいものはひと通りあれこれ食べ飽きてしまったから、ちょっと変わったものが食べたいなあ〜、というマイラー仲間さん。鉄人が腕を振るうフレンチレストラン、人間国宝級の職人がつけ場に立つ寿司の名店、地元の客が入れなくなってしまった町中華まで守備範囲は広い。
実際のところ、自力では予約を取ることが極めて困難な人気店に「パラダイスさん、よかったら来週、アレ食べに行きませんか?」と、嬉しいお誘いを頻繁に受ける。どれもこれも魅力的なお誘いで断りづらいのが本音だ。年末年始は過食気味だったが、正月明けはダイエットに励んでいるので、外食ばかりしていては危険である。
時にわざわざ飛行機に乗って北海道や九州まで行ってラーメン一杯とか、カレーだけ食べて帰ってくるという習慣を当たり前のことだと思わせてしまったのは私のせいだと思ってちょっと反省している。
最近では、私よりも遥かにエクストリーム搭乗していて、ちょっとパリに発酵バターを買いに行ってくるとか、トウモロコシ由来ではなく、サトウキビ由来の砂糖を使ったコーラのほうが後味がスッキリして美味しいから、わざわざメキシコタッチして飲んでくるとかなかなかの成長ぶりである。

「これ、どこで売ってますか?」
以前、たんちょう釧路空港のショップで購入、自分は食べなかったけれど、プレゼントした方から意外にも評判がよかったものがある。社会問題になってしまった北海道のヒグマを調理加工した缶詰である。ヒグマの肉は、都内のジビエ専門レストランなどでエゾシカなどと共に口にすることが可能になったが、希少食材であることに変わりない。
そして野生特有の獣のクセがあることも事実だ。部位によっては敬遠したくなるほどの匂いを放つ。これを、スパイスや濃いめの調味料と共にじっくりと柔らかくなるまで煮込んで缶詰にしたもので、ワインのお供や、夕飯のメインディッシュになりうる。
空港で売っているのなら、大量に買って帰りたいという。北海道で、しかも釧路で魚介を買わずに、ヒグマ、エゾシカをチョイスする人がいても私はいいと思う。
今や、どこの空港の売店でも、番組であの人気タレントが絶賛! とか、その試食シーンの画面をキャプチャーして作ったPOPで溢れかえっている。たぶん、間違いも失敗もなく、本当に美味しいのかもしれないが、その土地ならではのものを、じっくり時間をかけて探し続けるのがパラダイス流。
釧路空港の売店で「元祖オランダせんべい」を見つけて思わずにんまりの私。
〜つづく
パラダイス 山元 | ぱらだいす やまもと
プロ搭乗客。 ANA ミリオンマイラー。音楽家。餃子レストラン「荻窪餃子 蔓餃苑」オーナーシェフ。著書に『読む餃子』、英語版・フランス語版餃子レシピ本『GYOZA』、『パラダイス山元の飛行機の乗り方』『なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?』などがある。全国各地で開催中の「皮からつくる本気の餃子づくり教室」などの出演イベントの詳細は X(旧Twitter) で発信中。
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