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中部国際空港の展望風呂がすごい! 飛行機を眺めながら入れる温泉『風の湯』

中部国際空港の展望風呂がすごい! 飛行機を眺めながら入れる温泉『風の湯』

LIFE STYLE 快適な空だけの旅

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あけまして、おめでとうございマイラー。今年もANAに乗って、快適な空だけの旅を満喫しようと正月からあれやこれやと企てている。

正直にお話しすると、2カ月前には入稿しているので、正月のフライトは既に予約済みである。突然告知されるタイムセールや、特典航空券減額マイルキャンペーンなどのお得な情報に、新年早々敏感になりながらも、若干ほろ酔い気分で飛行機の座席でうとうとしているに違いない。

早朝出発の飛行機に乗ると、なぜか頭の中でリフレインし続けるのが、福島県の民謡♪会津磐梯山。曲中で歌われている「おはら庄助さん」のように、朝寝が大好きで寝っぱなしだったら、朝酒も朝湯も楽しめないはずなんだけどなぁ〜なんて思ったりしながら、初湯に浸(つ)かりに行こうと思い立つ。

元旦のイベントで毎年恒例になっている「初日の出フライト」は大変な人気らしい。昨年も発売直後に完売したそうだ。そこで、予約をしなくても、思い立ったらすぐ行ける、夢のような私のとっておきの場所を紹介しよう。

場所は、中部国際空港第1ターミナル4階の展望風呂「SOLA SPA 風(フー)の湯」。日本では、飛行機の離着陸を間近に見ながらお風呂に浸かれるのはここだけ。飛行機ファンや温浴好きも納得のリラクゼーションスペースだ。

サウナ、寝湯、ジェットバス、そして、つい長風呂をしがちになる電気風呂まである。充分に温まった体を、屋外の展望デッキで飛行機を見ながらクールダウンさせるのは、かなり贅沢なサ活といえる。この特殊体験を一度でも味わってしまうと、普通の温浴施設で、ただサウナと水風呂を行ったり来たりして整う!とか、なんだか物足りなくなってしまう。

さらにオススメのポイントは、日本ではここにしか飛来しないボーイング747LCF「ドリームリフター」を拝むことができるのだ。日本で製造したボーイング787「ドリームライナー」の主翼、胴体の一部、中央翼などをアメリカの最終組み立て工場へ運んでいる。世界にたった4機しかないこの飛行機の離着陸シーンを見ることができたら、初夢を見る以上にラッキーなことと思いたい。

ほかにも、世界最大級の搭載重量を誇る貨物専用輸送機、アントノフAn-124も不定期で飛来しているので、超大型機同士が滑走路と誘導路でクロスする光景や、ドリームリフターの後方部分が真横にパカッと開いて787の主翼を積み込むシーンを、屋上展望デッキ「スカイデッキ」の先端で、じっと狙うカメラマンの姿も多い。風の湯内の展望デッキにはカメラは持ち込めないので念のため。

中部国際空港と羽田とのANAからの直行便は一日1往復のみだが、地方空港を経由して半日空港を楽しみ尽くして帰るというエンタメをぜひ実践していただきたい。

〜つづく

イラストレーション/ソリマチアキラ

パラダイス 山元 | ぱらだいす やまもと

プロ搭乗客。 ANA ミリオンマイラー。音楽家。餃子レストラン「荻窪餃子 蔓餃苑」オーナーシェフ。著書に『読む餃子』、英語版・フランス語版餃子レシピ本『GYOZA』、『パラダイス山元の飛行機の乗り方』『なぜデキる男とモテる女は飛行機に乗るのか?』などがある。全国各地で開催中の「皮からつくる本気の餃子づくり教室」などの出演イベントの詳細は X(旧Twitter) で発信中。

X @mambon

パラダイス 山元  写真

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