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日本初のプロパルクール選手・ZENが語る世界を舞台に挑戦し続ける理由

日本初のプロパルクール選手・ZENが語る世界を舞台に挑戦し続ける理由

LIFE STYLE 旅の出会い

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15歳でプロパルクール選手の道を歩み始め、日本人初のプロ選手として国内外で活躍するZENさん。単身ロサンゼルスへ渡り、世界チャンピオンにも輝いた彼は、なぜ挑戦を続けるのか。これまでの歩みと、旅や出会いがもたらした新たな視点に迫ります。

才人が旅先で出会った忘れえぬ光景を綴る。
今回はパルクールの実践者であり、日本初のプロパルクール選手。

写真・案内人 ZEN

東京都出身。15歳でパルクールと出会い、単身ロサンゼルスへ渡り哲学や技術を学ぶ。帰国後、テレビや映画を通じてパルクール文化を広め、日本初のプロ選手として全米・世界チャンピオンを獲得。現在も、プレイヤーとして第一線で活躍し、世界各地で挑戦の魅力と新たな視点の発信や作品制作も行っている。

Instagram @zen_pk_official

サウジアラビア・アルウラ

この写真は2023年、初めて訪問したサウジアラビアのアルウラで撮影した1枚です。 

僕は10代のころからずっと海外を回り、さまざまな刺激を体感しながらパルクールの活動を続けてきました。ですから、渡航が制限された新型コロナのパンデミック中は、とてもフラストレーションが溜まりました。

やがて、コロナ禍が明け、沸々とした気持ちのまま海外に飛び出した、その旅先の一つがサウジアラビアでした。 

フランス発祥のトレーニング文化であり、競技であり、身体表現でもあるパルクール。人が本来持つ身体能力を最大限引き出し、恐怖心をコントロールしながら障害物を乗り越えていくものです。そのコミュニティは主に各国の大都市にあって、僕も従来は欧米の都市を中心に旅をしていました。

でも、新たな刺激に飢えていたこのときは「せっかくなら、訪れたことのない国へ」、そう考えたのです。果たして、初めての砂漠の国は期待以上に多くの刺激に満ちていました。 

都市の、規則的な形状の人工物と対峙することに慣れた自分にとって、乗り越える対象が自然物となるだけで、理屈がまるで違ってきます。障害物の形状も不規則で、着地面の硬さも予測が難しい。この“先が読めない”感覚こそが、得難いインプットでした。 

現地の人との交流も含め、この旅で得た経験と新しい感覚が、その後の僕の成長に、大いに繋がっています。そう、僕にとってパルクールは旅、そして人生そのものでもあるのです。

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