現地在住クリエイターが教える、マンハッタンで最愛の店〜ニューヨーク、ヴィヴィッドに街を彩る最旬ドーナツ-4

ハンバーガーにピザ、ベーグル……アメリカが発信源の著名な料理は数あれど、実は甘味なくして語れないのがこの国の食文化。中でもドーナツは、老若男女にこよなく愛されつづける定番メニューだ。デザインやアートなど、クリエイティブな舞台で活躍するプロフェッショナルたちの御用達店をチェックしよう。

カルロ・サンピエトロさん（アーティスト）

街中に存在する慣れ親しんだオブジェクトを扱う、ミクストメディアアーティストのカルロさん。「中のクリームがおいしい！」と教えてくれたのは「ドミニクアンセルベーカリー」の逸品だ。「ニューヨークはとても美しいけれど、競争が激しく挑戦が続く街。自立していることが求められるここで、上質なペストリーは癒しの存在」

ヒロ・ヨネモトさん（メイクアップ・アーティスト）

本企画の案内人を務めてくれたヒロさんは、自他ともに認める無類の甘いもの好き。そんな彼が挙げる「ドーナツ プロジェクト」は、オリジナルグッズも販売する人気店だ。「渡米してすぐの頃から、スイーツの食べ歩きがストレス解消法でした。ニューヨークのドーナツはとにかく多彩でレベルが高い！ ぜひ足を運んでみてください」

トゥンジ・ダダさん（ファッション・デザイナー）

ナイジェリア出身のトゥンジさんだが、仕事で日本とアメリカを行き来していた経験も。「旅に来て即座にアメリカ気分へ浸りたいならドーナツがおすすめ。ミーティングでは必ず用意されていますから」と話す。中でもお気に入りは「ドーナツプラント」のピーナツバタードーナツ。「四角いシェイプが独創的で、ニューヨークらしい味わい」

案内人：ヒロ・ヨネモト
写真：ジェイコブ・サドラック＋キャロル・クルス
機材提供：CSIレンタル
取材＆文：山下美咲