個性たっぷり。ブルックリンで訪れたい絶品ドーナツマップ〜ニューヨーク、ヴィヴィッドに街を彩る最旬ドーナツ-3

ハンバーガーにピザ、ベーグル……アメリカが発信源の著名な料理は数あれど、実は甘味なくして語れないのがこの国の食文化。中でもドーナツは、老若男女にこよなく愛されつづける定番メニューだ。今なお急成長を続けるブルックリンには、ローカルな雰囲気を残し近隣住民の憩いの場となっている個性派ショップが多々。マップからお気に入りを探してみては。

1. 7th Ave Donuts & Diner

オールドファッションなアメリカを想起させるダイナースタイルのレストランには、豊富な種類のドーナツがずらり。どこか素朴でなつかしい味わいとともに、往年のハリウッド映画に出てくる登場人物になったような心地でコーヒーブレイクやデザートタイムを楽しめる。

2. Brandon’s Donuts

色とりどりのチョコスプレーやシリアルなどを用いたドーナツたちは、アメリカっぽさ満点！店名とかわいらしい看板は、オーナーのマットさんの愛息をモチーフに。「この店が100年続き、彼の誇れる場所になるように」という思いを込めた。キッズ向けのパーティなどのケータリングにも対応している。

3. Pies ‘n’ Thighs

フライドチキンやビスケット、パイといったアメリカ南部の料理を提供するレストラン。インテリアやメニューに凝らされたヴィンテージライクな趣向が楽しい。その隠れた名物が、サクサクでフワフワの大ぶりなピーカンドーナツだ。もしもイートインが叶うなら、ぜひウェイターのおすすめに従いバニラアイスを添えて。

4. Caroline’s Donuts

ブルックリンの中でもアップカミングなベッドフォード・スタイブサント地区に昨年オープンした。オーナーのティエリーさんが出身国のフランスで培った知見とセンスを活かし、すでに地元で愛される店へ成長。優しい食感がクセになるソフトタイプと、多層のクロワッサンタイプがある。

案内人：ヒロ・ヨネモト
写真：ジェイコブ・サドラック＋キャロル・クルス
機材提供：CSIレンタル
デザイン：塚原敬史
取材＆文：山下美咲