【翼の王国厳選】礼文島・利尻島・奥尻島の絶景と一度は行きたい観光スポット10選
日本最北の有人島である「礼文島」はご存じでしょうか。北海道・稚内からフェリーで約1時間40分、人口約2,400人の島です。「花の浮島」と呼ばれるほどの美しい自然や、島の人の温かさが訪れる人を魅了します。
礼文島に近接する利尻島、奥尻島とともに北海道の北端に位置する島々は、それぞれが独自の自然美と観光スポットを誇ります。
本記事では、3つの島々の魅力を紹介。礼文島の透き通った海と美しい岬、利尻島の壮大な山と静かな沼、奥尻島の神秘的な奇岩と歴史的な神社など、多様な自然と文化が楽しめるスポットをお届けします。
礼文島
透き通った海と美しい岬、さらに自然を満喫できるトレッキングコースまで、礼文島から4つのスポットを紹介します。
スコトン岬
スコトン岬は、礼文島の最北端に位置する絶景スポットです。晴れた日にはサハリンまで見渡せることで知られ、その美しい風景が訪れる人々を魅了します。ここで見られる豊かな海の色と空の広がりが訪れる人を楽しませてくれます。荒々しい海岸線と対照的に、静かな自然の音が心を癒してくれるでしょう。
澄海岬
澄海岬は、礼文ブルーと称される透き通った海が広がる美しい場所ながら、駐車場や売店が整備されており、観光に便利です。透明度の高い海の色と周囲の自然のコントラストが魅力です。澄海岬の海は、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティにも適しており、自然の美しさを存分に楽しめます。
レブンアツモリソウの群生地
レブンアツモリソウの群生地は、礼文島固有の植物であるレブンアツモリソウが群生する特別な場所です。開花時期にのみ公開されるこのスポットでは、希少な植物を見れるでしょう。自然保護の観点からも重要な場所で、訪れる人々はその美しさと自然の大切さを実感できます。写真愛好者にも人気のスポットです。
住所 北海道礼文郡礼文町船泊村
アクセス 香深港からタクシーで40分
電話番号 0163-86-1001(礼文島観光協会)
営業時間 8:30~17:00(5月下旬~6月中旬)
利用料金 無料
桃岩展望台コース
桃岩展望台コースは、トレッキング初心者からベテランまでが参加できるコースで、季節ごとに異なる高山植物や美しい景色を楽しめます。このコースは、礼文島の自然を満喫できるハイライトであり、特に春から夏にかけては多彩な花々が咲き誇ります。トレイルの途中には、展望台からの絶景が広がり、訪れる人々を魅了してくれるでしょう。
利尻島
稚内からフェリーで約50分。壮大な山と静かな沼、自然の中でゆったりとした時間を過ごしたいときに最適な利尻島から3つのスポットを紹介します。
利尻山
利尻山は、利尻島の象徴的な山で、標高1,721メートルの成層火山です。登山が楽しめるこの山は、初心者向けのハイキングコースから上級者向けの登山コースまで多様なルートが整備されています。山頂からは、日本海や周囲の島々を一望できる絶景が広がり、登山者に大きな達成感を与えてくれるでしょう。特に夏のシーズンには、多くの登山者が訪れます。
住所 北海道利尻郡利尻富士町鬼脇
アクセス 鴛泊港から登山口までバスで約30分
電話番号 0163-82-1114 (利尻富士町観光協会)
営業時間 24時間(登山シーズンは5月~10月)
利用料金 無料
姫沼
姫沼は、利尻山を背景にした美しい風景が広がる沼で、自然の中で静かなひとときを過ごせる場所です。周囲には遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策しながら沼の美しさや鳥のさえずりといった、自然の癒しを感じられます。季節によって景観が変わるため、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。
住所 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊湾内
アクセス バス停姫沼入口を下車し、徒歩で約20分
電話番号 0163-82-2201(鴛泊港フェリーターミナル内観光案内所)
営業時間 24時間(11月上旬~4月下旬は立ち入り不可)
利用料金 無料
オタトマリ沼
オタトマリ沼は、湖面に映る利尻山の美しい景色が楽しめる観光スポットです。展望台やカフェが併設されており、絶景を眺めながらゆっくりとした時間を過ごせるでしょう。湖畔の静かな環境は、リラックスするのに最適で、多くの観光客に愛されています。カフェでは、地元の食材を使った料理やデザートも楽しめます。
住所 北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦
アクセス 鴛泊港からバスで約35分
電話番号 0163-82-2201(鴛泊港フェリーターミナル内観光案内所)
営業時間 24時間(5月〜10月、11月〜4月は閉鎖)
利用料金 無料
奥尻島
日本海に面した北海道江差町にある江差港からフェリーで約2時間20分。神秘的な奇岩と歴史的な神社がある奥尻島から、3つのスポットを紹介します。
鍋釣(なべつる)岩
鍋釣岩は、海中に突き出た奇岩で、その形が鍋の取っ手(つる)のように見えるため「なべつる岩」と呼ばれています。自然の造形美が楽しめるこのスポットは、自然の不思議を感じられる場所です。写真撮影スポットとしても人気があり、特に夕日の時間帯には幻想的な風景が広がります。
賽の河原公園
賽の河原公園は、北海道奥尻島の北端に位置する自然公園で、美しい景観と豊かな自然が魅力です。霊場としても知られ、特に海岸沿いに無数の石積みが印象的です。公園内にはキャンプ場が整備されており、炊事場や水洗トイレなどが完備され、無料で利用できます。稲穂岬周辺には鍋釣岩や宮津弁天宮などの観光スポットも点在し、毎年6月には「賽の河原祭り」が開催されています。
住所 奥尻町稲穂108
電話番号 01397-2-3456(奥尻島観光協会)
アクセス 奥尻港から車で約15分
営業時間(キャンプ場)4月下旬~10月末(売店不定休)、9:00~17:00
利用料金 無料
宮津弁天宮
宮津弁天宮は、北海道奥尻島の青苗地区に位置する神社で、1831年に創建されました。1993年の地震で社殿が焼失しましたが、伊勢神宮の協力で再建されました。事代主神、大海龍命、天照大神を祀り、毎年8月に例大祭が行われます。青苗漁港近くにあり、自然豊かな環境に囲まれています。地域の歴史と信仰を象徴する重要な場所です。
<礼文島への翼>
礼文島へは東京(羽田)などからANA便で稚内空港へ。稚内空港からバスで約40分の稚内港フェリーターミナルからフェリーで香深港まで、約1時間55分。
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