メインコンテンツにスキップ
外宮で1500年続く日々の祭儀は生命をつなぐ営み 伊勢神宮-3

外宮で1500年続く日々の祭儀は生命をつなぐ営み 伊勢神宮-3

TRAVEL 2024.01 伊勢神宮特集

share

外宮で朝夕2回 水を汲み火をおこす

外宮(げくう)の参道を歩いていると、運よく祭儀に遭遇できることがあります。ここでは1日2回、行われる祭儀があるからです。

外宮に祀られている豊受大御神(とようけのおおみかみ)は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の食事を司る御饌都神(みけつかみ)。外宮では神様に食事を差し上げ、祈りと感謝を捧げます。それが日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)です。1500年もの間、雨の日も風の日も続けられてきました。

食事の準備も時代に合わせて簡素化することはありません。水は毎朝、外宮の森の奥にある上御井(かみのみいの)神社の井戸で神職が長い柄杓で汲み上げ、御飯を蒸すための火は、忌火屋殿(いみびやでん)で木と木を摩擦させておこします。これは弥生時代と同じ方法です。そうやって調えられた食事は神職が、神様が食事をとられる御饌殿(みけでん)へ運びます。神職が参道を横切るときに遭遇することもあります。

伊勢神宮でもっとも大きな祭儀は、20年に一度、神殿を造り替えて神々を遷す式年遷宮です。木造の社殿がつねに若々しい姿を保つのは定期的に造り替えているから。これが常若(とこわか)の思想です。ギリシャの神殿は、永遠を求め堅牢な石で造りましたが、今では廃墟になっているのと対照的です。

次の式年遷宮は、2033年の予定。それに向けて2025年から9年間におよそ30もの祭儀と行事が続きます。

豊受⼤神宮

写真 宮澤正明 
編集・文 今泉愛子

伊勢神宮周辺のおすすめホテル

  • NEMU RESORT HOTEL NEMU

    自然を満喫できるプログラムが充実!星降る丘で満天の星空に包まれながら、大自然の中で過ごす、贅沢なリゾートステイ。
    TEL : 0599-52-1211
    詳しくはこちら

  • 伊勢志摩国立公園 賢島の宿みち潮

    伊勢志摩国立公園内、静かな賢島。全客室英虞湾を見晴らす絶景オーシャンビュー。
    季節を楽しむ和風会席をお部屋食でゆっくりと。人工ラジウム温泉大浴場でこころほどけるひとときを。
    TEL : 0599-43-1067
    詳しくはこちら

  • 志摩観光ホテル ザ クラシック

    真珠の海あご湾を望む高台に建つリゾートホテルです。豊かな自然が育む海の幸を素材としたフランス料理が好評です。あご湾の美しい夕景とともに寛ぎのひとときをお愉しみください。
    TEL : 0154-67-5500
    詳しくはこちら

  • ホテルルートイン伊勢

    朝食バイキング無料・除湿機能付き空気清浄機全客室完備。大浴場は人工ラジウム温泉『旅人の湯』
    TEL : 050-5847-7577
    詳しくはこちら