ごま鯖を朝イチで食する福岡グルメの旅 九州の食材にこだわり活気をいただく
鯖文化 × 朝食 まさに「料理の観光」
いつからか福岡では「ごま鯖」が名物となり、生食できることから、「鯖文化」と言われるほど鯖が食される。鯖の生き腐れとも言われ、他県では決して生では食べないが、福岡では当たり前。
研究結果によると、九州北部の日本海側でとれる鯖には寄生虫が極めて少ないという。それほど新鮮な鯖を主役にするべく誕生した「さばたろう」。
従来福岡では馴染みのなかった「朝食」という分野で、鯖を主役にメニューを構成したのが成功。朝食3回転、昼食3回転、いずれも満員御礼で湯気を上げた釜がフル回転する。遠くから足を運ぶ客と、働く人の活気で朝からパワーをもらえる場所。九州を感じられる料理と器の力強さを体験すれば、まさに「料理の観光」に浸れる。
さばたろう
福岡県福岡市中央区赤坂1-5-11アバンダント89
予約は2ヶ月前よりオンライン(予約サイトTableCheck)で受け付けます。
朝食3部制 7:30/8:30/9:30
昼食3部制 11:30/12:30/13:30
Instagram @sabataro2023
撮影 神林 環
文・編集 中野桜子
福岡への翼
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