【2026年の運勢】精霊数2 オグンの子<翼の王国限定オリチャ占い>
キューバに伝わるアフロ信仰「サンテリア」の世界には、運勢に深く関与している個性豊かな精霊(オリチャ)たちが存在しています。この「オリチャ占い」では、生年月日からあなたの守護オリチャを割り出し、サンテリアの最高司祭であるロベルト・コッシーが、占いの神のメッセージからあなたの近未来を予言し、運勢への対処法をお伝えしていきます。
「精霊タイプ」の導き方
まずはご自分の「精霊タイプ」を知りましょう。
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精霊数2 オグンの子
過去の過ちを背負って生きる純情で一本気な森の鍛冶職人
基本的な性格
実の母親への懸想という過去の過ちを背負って生きる、純情で一本気な森の住人が、あなたの守護オリチャ・オグンです。「鉄」や「産業」をつかさどり、常にマチェーテと呼ばれる山刀をもつオグンの特性を備えたあなたは「頑固な職人」タイプ。職人や警察官、エンジニアといった実直さや堅実さが求められる仕事に向いています。
シンボルカラー 緑と黒
困難には「まずひと呼吸」が運と道を開く
田舎道も街道も違いはない
「鉄」のように実直で、「産業」を築くための厳しい労働をもいとわないオグン。そんなオグンのように「健脚」を誇るあなたは、整備された「街道」も、険しい「田舎道」も区別することなく、ただ目的地へ向かって踏破していくことでしょう。
ですが時として、融通の利かない「悪路」への怒りが爆発しそうになることもあるはず。そんなときは、「この悪路こそ、我が鉄のシャベルで切り開くべき道」と、ひと呼吸入れてみることです。鍛冶職人・オグンの子であるあなたなら、怒りの炎をコントロールして、どんな道でも黙々と切り開き続けられると思います。
一年のうちで運気のピークとなる4月にはイェマヤー、12月にはオチュンからのサポートがあります。4月にはイェマヤーの色(青と白)、12月にはオチュンの色(黄色かゴールド)のアクセサリーを身につけると、あなたの切なる願いが叶います。
おすすめスポット
国内 燕三条(新潟県)日本有数の金属加工・鍛冶が盛んな地域。オグンの「鉄」のエネルギーが満ちています。
海外 ビルバオ(スペイン)かつて「鉄」の採掘と製鉄業で栄えた、バスク地方の観光都市。オグンの「鉄」と「労働」のエネルギーが大地に根づいています。
オグンの子の頑迷さを
解きほぐしてくれるのは
オチュンの子
一本気な職人であるオグンは強い忍耐力がある反面、その「頑固な性格」が足かせになりがち。そんなオグンの子の頑迷さを解きほぐしてくれるのがオチュンの子です。実際、神話の中で母親に恋したことを恥じて森に引きこもったオグンを、森から引っ張りだしたのはオチュンの天真爛漫な笑顔でした。もしあなたが引っ込みのつかない状況になったとしても、愛されキャラのオチュンの子が必ず「落としどころ」を探ってくれるでしょう。
1月の運勢
「仕事」でも「健康」でも細かな気配りを忘れずに
「平和」をつかさどる精霊・オバタラのご加護により、仕事場や家庭での対立、口論などを回避できます。運気をさらに高めるには、オバタラの色である「白」の服や小物、アクセサリーを身につけましょう。
仕事運:★★★ 助けてくれた人への恩返しを忘れないこと。
恋愛運:★★★★ 爽やかな花の香りの香水を選ぶと良い出会いに恵まれる。
健康運:★★★★★ つねに食事と運動に留意すれば、病気は防げる。
金運:★★★★ 詐欺の被害を防ぐために、さまざまな人間関係に注意。
オリチャ占いとは?
キューバに伝わるアフロ信仰「サンテリア」の世界には、運勢に深く関与している個性豊かな精霊(オリチャ)たちが存在しています。この「オリチャ占い」では、生年月日からあなたの守護オリチャを割り出し、サンテリアの最高司祭であるロベルト・コッシーが、占いの神のメッセージからあなたの近未来を予言し、運勢への対処法をお伝えしていきます。
ロベルト・コッシー
明治大学名誉教授。日本人唯一のヨルバ文化協会公認最高司祭。2009年にキューバのアフロ信仰「サンテリア」に入門。4年にわたる修業を経て2013年に司祭(ババラウォ)の資格を取得。2024年に『オリチャ占い カリブの神話でわかる、あなたの「仕事」「恋愛」「宿命」』(猿江商會)を刊行。公式サイトでは各「オリチャの子」の月ごとの運勢を無料で配信中。
イラスト Aki Ishibashi