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NEWS加藤シゲアキさんおすすめ 秩父名産「しゃくし菜漬け」

NEWS加藤シゲアキさんおすすめ 秩父名産「しゃくし菜漬け」

LIFE STYLE 旅するお取り寄せ

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食いしん坊の方々が出合った、とっておきのお取り寄せを教えてもらう連載。暮らしを幸せにしてくれるあの味を求めに、旅をしたくなることでしょう。

7年もの時間をかけて新刊『ミアキス・シンフォニー』を書き上げた、NEWSの加藤シゲアキさん。アイドル、俳優としてだけでなく作家としても大活躍する加藤さんは、料理が好きなことでも知られている。そんな彼が「定期的に取り寄せている」と教えてくれたのが、秩父地方の名産品である、しゃくし菜の漬けものだ。

「秩父を舞台にしたドラマで主役を演じることになり、頻繁に秩父に通っていた時期があったんです。空いた時間を見つけては、マネージャーさんたちと、名物であるかき氷や豚の味噌漬けなどを食べに甘味処や食堂に通ったり、地元の食材を探しに買い物に行ったりしていました。そのタイミングで出合ったのが、しゃくし菜の漬けものです。

『食卓に欠かせない定番の味』だと聞いて試しに食べてみたら、歯応えがあって、とてもおいしくって。しゃくし菜に馴染みがなかったので調べてみたら、この地域では古くから食べられている冬の野菜らしく、その背景を知ってますます好きになりました。その地域の土と水で育って、食べ続けられているものって魅力的ですよね。

塩で漬けたものだけでなく、キムチ味もあり、僕はそちらをよく取り寄せます。ごはんにのっけてもいいですし、豚肉と一緒に炒めるのもおすすめ。料理をするのが好きなので、いろいろな食材と組み合わせて自炊を楽しんでいます。しゃくし菜の漬けものを注文するときは、これだけではなく他にも地元のそばなどを買うようにしているため、秩父の食を口にする機会が増えています。

ライブやロケで地方に行く機会があるときは、その地域の食に触れたいので、道の駅にもよく足を運びます。東京で暮らしていると、なかなか出合うことのできない食材を気軽に買えるのが楽しいですし、その中から好みの味を見つけられるとなお嬉しくなる。特に気に入ったものがあれば多めに購入して家族に贈ることも。最近は青森に行った際に、香り高い絶品もやしを見つけて、リピート買いしています」

しゃくし菜の漬けもの

秩父の特産品。秩父地方に古くから伝わり、冬の食卓に欠かせない一品。シャキシャキとした歯応えのある食感と、ほどよい酸味が魅力。加藤さんのお気に入りはキムチ味。インターネットでの取り寄せをはじめ、地元スーパー、道の駅などで購入可能。

加藤シゲアキ

「NEWS」のメンバーとして活躍しながら、2012年『ピンクとグレー』で作家デビュー。『オルタネート』と『なれのはて』は、直木賞候補になった。愛をテーマにした新刊『ミアキス・シンフォニー』を上梓したばかり。

撮影 江原隆司
取材・文 高田真莉絵

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